「基礎代謝量」の違い(1)

「基礎代謝量」とは、生命維持をするために、必要最低限のエネルギー消費量を示すものです。

「基礎代謝量」が高い人は脂肪が燃焼されやすく、太りにくい体質であると言えます。

この基礎代謝量には個人差があります。

まず性別により大きな違いがあります。

女性には妊娠、出産という特別な仕事がありますね。

この大切な仕事のために、男性よりも女性の方が基礎代謝量が低く、少ないエネルギーで生命維持をすることができます。

一般的な数値は、成人した男性は1日当たり約1200~1600kcal、女性では約1000kcal~1300kcalです。

年齢によっても大きな違いがあります。

20歳前の成長期が最も高く、平均値では男性が1日当たり1500kcal、女性では1200kcalになります。

成長期後は次第に減っていき、40才前後で、男性では1450kcal、女性は1150kcalになります。50才前後になるとさらに減少し、男性では1400kcal、女性は1100kcalにまで下がります。

食事量は変わっていないのに、年を重ねるごとに太りだした・・という人もいるかと思いますが、これは基礎代謝量の変化によるものです。

基礎代謝量が減ることにより、日常生活の中では少ないエネルギーしか必要としなくなります。その結果、若い時と同じだけの量を食べていると、どんどん体の中に蓄積されていってしまうというわけなのです。

カロリー摂取過多の状態にならないよう、摂取カロリーを調整したり、基礎代謝アップを心がけたりする必要があります。

スポンサード リンク

スポンサード リンク

基礎代謝アップの「利点」とは?

「基礎代謝量」とは、生きるために必要最低限のエネルギー量のことを指します。

つまり、それは「安静にしている時」「寝ている時」でも消費されていくカロリーのことなのです。

これはダイエットをする人にとって大事なポイントであるとも言えます。

なぜなら、当然「基礎代謝量」を高めると消費エネルギーが増えるので太りにくい体を作ることができるからです。

そして他にも「利点」はいろいろとあります。

美容の面から見ても、良い効果が期待できそうです。

「基礎代謝量」が増えると全身の細胞に頻繁に「酸素」「栄養素」が運ばれます。

つまり、そうすることで新陳代謝が活発になるので、全身の細胞が若々しくなり、細胞が若返ります。

「肌のつや」「ハリ」、「髪の毛のつや」にも影響が出て美しくなれるのです!

また、「利点」は見た目の美しさへの影響だけではありません。

細胞が若返る、ということはつまり、臓器を形成している細胞も若返る・・・ということを意味します。

「内臓」そのものの働きもよくなる・・・というわけなのです。

内臓の働きが良くなると、内臓脂肪がよく燃焼されるようになります。

見た目は細くても内蔵脂肪が多い隠れ肥満が多いと言われている昨今ですが、内臓脂肪が多いとコレステロール値が高くなり、中性脂肪が増えてドロドロ血になったりと、様々な病気の原因となってしまいます。

「基礎代謝量」をアップさせて、内臓脂肪を燃焼し、健康的なダイエットを目指しましょう!

便通も良くなって利尿効果も高まるし、体の中から外から綺麗になれますよ。

スポンサード リンク

Copyright © 2008 「基礎代謝量」の違い(1)  プライバシーポリシー