経験から学ぶ

あがり症を克服するために社会能力を身につける時、どのようなことに取り組めばいいのでしょうか。このような時は「上手に自己主張できるか」ということを考えて、あがり症の克服に取り組みましょう。攻撃的行動、回避的行動、そして自己主張的行動です。攻撃的行動や回避的行動は本来人間の持っている本能のようなもので、無意識のうちに行動してしまうことを指します。生命の危機に遭遇したような時にとるべき行動様式として、頭の中にプログラムされているものです。

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しかし、自己主張的行動はあらかじめ頭の中にインプットされている行動様式ではなく、経験などから学んでいくものです。そのため、この行動様式を上手に身に付けていない人の社会能力は低いものとなり、あがり症につながるものとなってしまいます。きちんと自己主張するということは、他人の感情や希望、考えを尊重しつつ、自分の考えや希望、感情をはっきりと伝えることです。上手に自己主張ができる人は社会能力が高く、他人と上手にコミュニケーションができる人です。自己主張が上手にできるようになるためには、どのような状況において自己主張ができるようになりたいか、ということを明確にします。そして実際に行動していくわけですが、この時行動内容だけでなく考え方にも注意してください。攻撃的行動や回避的行動に導くような思い込みをしないことが大切です。

あがり症について当サイトのご案内

あがり症に悩んでいらっしゃる方は、増え続けているといわれています。昨今のストレス社会が原因であがり症になる方が多くいらっしゃるようです。

 あがり症の人からすると、恥ずかしいという気持ち、つまり羞恥心は最も重要な感情の1つであると思います。緊張してあがってしまう状況においては、自分の言ったことや行ったことを「レベルの低いこと」であると思い込み、後悔と劣等感を感じることもあるようです。

 また、あがってしまう状況が終わった後も「あんなことを言わなければよかった」とか「あのような態度は失敗したかも」などと、引きずってしまい延々と悩んでしまうのです。このような羞恥心はあがり症の症状をさらに重いものとしてしまいます。この羞恥心を乗り越えることが、あがり症を克服することにもつながっているようです。あがり症の人から日常感じている不安や、羞恥心を取り除くことは非常に難しいことと言われています。

 そこで、あがり症を克服するためには羞恥心と上手に付き合ってみてはどうでしょうか・・・。

 羞恥心と上手に付き合って行く方法については当サイトの本編でお話します。ここで挙げた方法をはじめ、あがり症を克服する為の様々な方法について、お話します。またあがり症になる原因は何であるかを理解することで、改善するために役立つことがあるでしょう。原因と理由が理解できていればそれを克服する為の対処法を実践するにあたり、知識の裏づけの基で行うことができます。

 あがり症で悩まされている方は当サイトの内容をご覧頂き、少しでも改善のお役に立てればと考えます。また、ご自身は特に問題がなくとも身近に過度の緊張におそわれることでで悩んでる方がいらっしゃるような方も、当サイトを少しご覧頂き理解してもらえれば嬉しく思います。

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