金縛り

金縛りを経験したことのある人は、少なくないと思います。中には、金縛りを心霊現象だとか、呪われていると捉えて、恐れて眠れない人もいるでしょう。脳が起きている状態のレム睡眠の時に、なんらかのきっかけで、目覚めてしまうと、自分では意識があるのに、体が思うように動かせないことがあります。このとき、筋肉は緩んだ状態なので、脳が体を動かすように指令を出しても、筋肉には伝わりません。そのため、自分の意思で動かそうとしても、全然動くことができないのです。こうして、金縛りが起きるのです。この状態を医学的には、「睡眠麻痺」といわれています。

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ほとんどの場合、完全に覚醒状態となれば、筋肉にも力が入るので、自分の思い通り動かすことができます。金縛りが起きやすいときは、覚醒と睡眠がうまく切り替わらない時です。たとえば、入眠する直前や、明け方に目が覚めてしまった時などです。また、金縛りにかかりやすい人は、睡眠のリズムがバラバラな人、徹夜をよくする人などだといわれています。 金縛りは、睡眠のサイクルが、規則的でない若者に起こりやすいようです。特に、睡眠不足の時やストレスが蓄積している時に起こります。時差ぼけによっても、金縛りになる可能性が高いです。金縛りによくなる人や、なりたくない人は、規則正しい睡眠をこころがけることです。規則的な生活サイクルを身につければ、そのうちに金縛りはなくなるでしょう。

睡眠障害に関する当サイトのご案内

睡眠障害という言葉をご存知でしょうか?

 「常に眠たくてたまらない」といった症状や、逆に「毎晩なかなか寝られない」、「寝付きが悪い」といったことまで、睡眠に関する様々な障害のことを指します。睡眠障害という自覚がなくても、体調を崩したり、原因不明の体調不良が実は睡眠障害によってもたらせれていることも多く見受けられます。

 自分が睡眠障害であることを自覚がある方でも、いざ病院に行こうかと思い立っても何科で診てもらえばいいのかわからないという場合も結構あるのではないでしょうか。そのようなときに総合病院など大きな病院に行く場合は、精神科や精神神経科、心療内科などが専門なので、そちらで診てもらうことをお薦めします。あなたの様な状態に陥っている患者さんをよく知っていると思うので、生活面でのアドバイスをしてもらったり、場合によっては睡眠薬を処方してもらえるでしょう。それでも、症状がなかなかよくならない場合は、睡眠障害を専門としている病院を紹介してもらいましょう。病院で受診する前に、自分の不眠の状態を整理してメモしておくと、診察がスムーズに進められます。

 当サイトでは睡眠障害にまつわることを様々な切り口でお話します。まず、睡眠障害には一体どういったものなのかを認識して頂くために睡眠に関する基本的なことについてお話します。その上で、色々とある睡眠障害の種類についても触れます。

 睡眠障害の自覚がある方には有効な対策についてお話するとともに、薬を服用する際の注意点や、病院に行く前に自分の睡眠について調べておきたいことなどを説明します。

 少し体調がおかしい時期が続いているという方や、最近寝付けなくなったという方、はっきりと睡眠障害の自覚がある方には勿論のこと当サイトをご一読頂き、何か参考になれば幸いです。

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