自動火災報知設備の仕組み

火災報知機の設置が義務化されました。

これにより、一家に一台、もしくは数台の火災報知機を設置しなければいけない事になりました。

では、その火災報知機とは一体どう言う原理で動いているのか、という疑問を持つ人が沢山いるかと思います。

これまであまり一般家庭には馴染みのない物が義務化される訳ですから、その仕組みについてよく知らないというのが通常であって、その疑問は必然と言えるでしょう。

火災報知機には自動火災報知設備の中のシステムの一つである場合と、住宅用火災警報器である場合があります。

自動火災報知設備は、火災によって発生した熱、煙、炎を感知機によって自動的に検知し、受信機や音響装置を鳴動させ、建物内に火災が発生した事を知らせて、避難と初期消火活動を呼び掛けるシステム装置全般を指します。

火災報知機というのは、この中の感知機に当たる装置なのです。

では、それ以外の受信機や音響装置はどこにあるのでしょうか?

受信機は通常、建物内の防災センターおよび管理室といった場所に設置されます。

そもそも受信機とは何なのかというと、感知機や発信機(学校などにある手動で火ベルを鳴らす赤いボタンでおなじみのアレ)からの信号を受信し、ブザーと地区表示によって火災の発生及び発生場所を管理者に知らせ、建物内の音響装置を鳴動させる装置です。

つまり、警報は受信機によって鳴らされるんですね。

システムの全体に対して電源供給を行っているので、電源としての役割も担っています。

この受信機と感知機(発信機)、そして音響装置、表示灯などによって自動火災報知設備のシステムは成り立っています。

この自動火災報知設備はビルなどの施設で用いられますので、義務化による一般住宅への火災警報器の普及とはあまり関係がないかもしれませんが、知っておいて損はないはずです。

スポンサード リンク

スポンサード リンク

「火災報知機」設置、義務化の「目的」とは

住宅家屋には火災報知機を設置することが義務づけられています。

新築に関しては2006年6月から、既存の住宅においては2008年6月以降からとされています。

個人が所有する住宅という物件に警戒設備の義務を命じるのは初めてのことです。

どういう目的で義務化という運びになったのでしょうか?

火災報知機は火事や火事に発展する可能性を察知し、一早く周囲に警告を発する警戒設備です。

火事を未然に防ぎ、避難を促すことが可能になります。

火災報知機を設置する目的というのはまさしく、それらを強化する目的といえるでしょう。

また、心理的な効果もあります。

火災報知機を設置することで「危機意識」を持つ機会が増えるからです。

認識の上で火を扱う場合でも、うっかりアラームを鳴らさぬよう気をつけるようになるのではないでしょうか。

それによってそれまでより一層注意しながら扱う・・・といった効果も期待できます。

火災報知機はそこにあるだけで「火事に対する注意の喚起」を呼び起こしてくれます。

しかしながらそれぞれの家庭では経済的な事情もあり、義務付けを負担に感じる方も少なくないかもしれません。

火災報知機は高価ではありませんが、生活費から捻出してまで買わなければいけないものなのか・・・ということ自体を疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。

「義務」はすなわち「強制」ですので、個人の考え方がどうであれ決定に従わなければいけないのが現状です。

しかし今後は、反対派の意見も考慮しさまざまな方向も模索する必要もあるといえるでしょう。

スポンサード リンク

火災報知機 設置 義務化関連情報

火災報知機を、「設置する場所」 | 火災報知機の「設置場所」 | 火災報知機を設置する住宅 | 火災報知機を購入する「お店」 | 火災報知機を購入する際の「注意点」 | 自動火災報知設備の「仕組み」 | ”炎”を感知する、火災報知機 | ”煙”を感知する火災報知機 | ”熱”を感知する火災報知機 | 火災報知機の「タイプ」 | 住宅用火災警報器の「電源」 | 住宅用火災警報器の「しくみ」 | ニッタン株式会社 | 能美防災株式会社 | ホーチキ株式会社 | 松下電工株式会社 | 沖電気防災株式会社 | ヤマトプロテック株式会社 | 株式会社東芝 | アイホン株式会社 | 火災報知機設置を義務化した「消防法」の改正について | 火災報知機設置の義務化を怠った場合の「罰則」 | 火災報知機の「実績」 | 三洋電機株式会社 | セコム株式会社 | 火災報知機設置の義務化によってかかる「費用」 | 火災報知機設置の義務化がもたらす「影響」 | 火災報知機設置の義務化による「メリット」 | 火災報知機設置の義務化とその「期間」

サイトマップ

基礎代謝
基礎代謝を「反復浴」で高めよう | 基礎代謝アップの「利点」とは? | 基礎代謝を高めてくれるマッサージ | 冷え性を解消してくれる「食べ物」とは? | 基礎代謝を高めてくれる「飲み物」とは? | 「褐色脂肪細胞」と遺伝の関係 | 「褐色脂肪細胞」を活性化させる | 「褐色脂肪細胞」について | ダンベル体操 | 筋肉の「超回復」について | 基礎代謝を高めてくれる「岩盤浴」 | 「有酸素運動」と「無酸素運動」 | 「筋肉トレーニング」で筋肉質に? | 赤筋トレーニング | 基礎代謝を「発汗浴」で高めよう | 「半身浴」の楽しみ方 | 基礎代謝を「半身浴」で高めよう | 「睡眠」と基礎代謝の関係 | 停滞期と「リバウンド」 | 「食事誘導性熱代謝量」を高めるには? | 「食事誘導性熱代謝量」について | 「生活活動強度指数」とは? | 「ヨガ」をして基礎代謝を高めよう | 「生活活動代謝量」とDIT量 | 「基礎代謝」が低い人は? | 基礎代謝量の「測り方」について | 「基礎代謝量」の違い(3) | 「基礎代謝量」の違い(2) | 「基礎代謝量」の違い(1) | 「基礎代謝」とは何か?
ダイエット 失敗談
挫折しない「ダイエット」を目指す | 危険なダイエットに注意 | 太れば太るほど「もったいない」・・・!? | 「卵ダイエット」の失敗談 | 大事なのは「活動量」です | 食の「好み」を変えましょう | 「停滞期」の過ごし方について | まずは、ダイエットする「動機」が大切 | 「薬」によるダイエットの「危険」 | 「お風呂」ダイエットの効果 | ダイエットに「生野菜」は不向き | ダイエット中の「間食」について | 「中国茶」や「ミネラルウォーター」の効果 | 「サウナ」によるダイエット | ダイエット「サプリメント」の効果は? | ”産後”ダイエットの注意点 | 「エクササイズ」で楽しくダイエット | 「寒天」ダイエットの落とし穴 | 危険な「国立病院ダイエット」 | ”生理中”は太りやすい? | 「単品ダイエット」が失敗する理由 | 「低炭水化物ダイエット」の安全性 | 「置き換えダイエット」の失敗談 | ”ストレス”太り | 「甘いもの」は敵ではない | 「太らない」ようにする方法 | ”成長期”のダイエット | 「リバウンド」の仕組み | 「アトキンスダイエット」の失敗談 | 「食事制限」の失敗談
Copyright © 2008 自動火災報知設備の「仕組み」  プライバシーポリシー